Red Alertについて

 

Pカップと試験勉強から逃げてきた葵葉です。

現在CUE!のガシャで期間限定で排出中の(ここ重要。期間限定は悪い文明。)

【Red Alert】遠見鳴のストーリーが面白かったのでここに感想をぶちまけます。

 

・イラストについて

 

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開花前

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開花後

Kawaii

 

以上。終了。

 

付け足すと赤ずきんをモチーフにしたような衣装ですね。

(この時点で何かを察していた)

 

・ストーリーについて

 

本題です。

まずストーリー内容を大雑把に追っていきます。

別にガシャを回していないあんたの為じゃないんだからね。

 

Chapter1

冒頭部は何かのゲームにログインしたかのような演出で始まり

見覚えのない部屋で目を覚ますところから物語が始まります。

鳴は見覚えはないが自分の部屋のはずだと混乱するも

聡里さんに森の向こうの隣町に住んでいるお婆ちゃんのところまで

お使いを頼まれます。(普段の鳴なら断りそう。1ペリカ賭けてもいい。)

内容はリンゴ1つを届けることで、

リンゴを受け取った鳴はその綺麗さに目を見張る様子が伺えます。

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リンゴを目にして目を輝かせていますね

そして森の中にはオオカミがいるから気を付けてねと注意され

ここで『クエストを受領しました』と演出が入ります。

何度か行ったことはあるものの中々目的地に辿り着けず

疲れた鳴はベンチで一休みします。(このシーンが特訓前のイラスト)

林の中から物音が聞こえ人影を見つけた鳴は咄嗟にそれを追いかけます。

 

Chapter2

人影を追うも見つけることができず迷子になった鳴。そこへ利恵が現れます。

利恵は疲れているならそのリンゴを食べればいいと言ってきますが、

鳴は食べないとバッサリ断ります。

すると利恵の姿は消え再びお婆ちゃんの家を目指します。

目的地を目指す鳴の元へ再び利恵が現れ

鳴の歩く速度が遅くなってきているから休憩して欲しい。

休憩する暇がないならせめてリンゴを食べて欲しいと言ってきます。

しかしこれまた食べないとバッサリ断りまた姿を消します。

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利恵には絶対見せないような嫌そうな表情してます

そして目的地に着きそうな鳴の元へ「やっと来てくれたね」と

またもや利恵が現れます。

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そしてまた同じ表情である。

またかと普段利恵には見せないであろう表情をしている鳴に対し

「もうお婆ちゃんのところに行くのは止めよう。

そんな顔してまで行かなくていい。

鳴の事が心配、リンゴを食べて元気になってほしい。」となだめてきます。

 

Chapter3

「『あなた』はこのリンゴを食べてほしいの?」と鳴は利恵に尋ねます。

しかしやはりリンゴを食べる気はさらさら無く

心配している様子の利恵に向かって「あなたは誰?」と問いかけます。

何でそんなことを聞くのか疑問に思う利恵に対して、

「あなたは利恵じゃない。」とまたもやバッサリ言い切ります。

困惑する利恵に対し「あなたは知らない人。」と言い、

どうして?と聞かれると

「利恵は利恵だから。あなたには分からなくていい。」と答えます。

後悔することになるぞと言い残し消えると

「私はこのリンゴを食べない。

これは私が食べていい物じゃない。」と言い再び歩き始め、

やがて疲れ果て歩くことが出来なくなります。

 

ゴールはもうすぐだけどリンゴを渡さないと終われない。

だけどリンゴを渡したくない。

お婆さんの家まで行ったらリンゴを渡さないとダメ、

渡さないで帰ったらお使いが終わらない。

でもこのリンゴを渡すのは嫌。

真っ赤に輝く世界で一番美しいリンゴ。

これは唯一無二だから…。

私はあなたを渡さない。

誰にも、絶対に。

あなたとここをずっと彷徨っても構わない、

誰にも傷つけさせない、あなたは永遠に私のもの。

 

-END-

 

なんだこれ

 

・考察(もとい妄想)タイム

 

イラスト通りこれは赤ずきんをモチーフにした物語ではありますが

最後まで読むと全く別物です。

 

まずリンゴについて考えていきます。

リンゴと言えば愛や美、長寿など様々な象徴として使われていますが、

今回の【Red Alert】では何を表しているのか?

最初は鳴がリンゴを食べないと死んでしまう。

しかし食べるとお婆さんの方が死んでしまうとか

「命」の表現なのではないかと思いましたが(ピンドラ脳)

最終的な結論は「利恵」と考えました。

 

・どうして利恵なのか

 

Chap1で初めてリンゴを受け取った時とても驚いたような表情を見せたり

Chap3では「真っ赤に輝く世界で一番美しいリンゴ」と表現しています。

これらを端的に受け取れば美の象徴として受け取れますが

では普段の鳴にとっての美の象徴って何でしょう?

【Only two twin primes】で鳴は寝ている利恵の横にいたことを

本人に向かって「月を見ていたの。」と表現しています。

…いや、ただの告白やんけ。

月の光のような安心感が利恵にはある。っていうメッセージなんでしょうけど

やはり綺麗さも兼ね備えているからこその発言にも受け取れますし

普段から利恵こそが私の全ての鳴にとって

こういった外見での意味合いでの美しさも勿論あるっていう風にも

思い始めました。……いや、ただの恋する乙女やんけ。

 

またもう1つそう考える要素として「真っ赤な」の部分です。

利恵のイメージカラーが丁度同じ赤なので、

Chap1で見せた驚きは真っ赤で美しいリンゴに

一目見た瞬間利恵と重ね合わせたのではないかと思いました。

 

以上がリンゴが利恵を表している考えの言い訳です。

ではこの考えの基物語を深堀していきます。

 

リンゴが利恵を表すならお婆さんの家を目指す道中幾度も現れた利恵は何者なのか。

これは聡里さんが忠告してくれていたオオカミだと思われます。

赤ずきん童話でもオオカミは赤ずきんを誘惑しますがそれと同じで

リンゴ食べちゃいなよと何度も誘惑してきます。

しかし一見してこの利恵は偽物であることを見抜きその誘惑を断り続けます。

というかそもそも何故このオオカミはこんなにしつこく

リンゴを食べさせようとしてくるのでしょうか?

 

ここで鳴が取れる選択肢を考えていきます。

鳴はこの物語で3つの選択が出来ます。

 

1つ目はリンゴを食べる事。

これは体も疲れているから腹を満たしたいという願望や、

何より美しいリンゴに重ね合わせた利恵を食べたい(意味深)から

利恵に化けたオオカミの誘惑に負けるコースです。

この考えなら何故オオカミは利恵の姿に化けているのか?

それは鳴が一番欲している物(人??)が利恵であるからだと説明がつきます。

 

2つ目はリンゴをお婆さんの元へ届ける選択。

受領したクエストをクリアさせる本来の目的の選択肢です。

 

そして3つ目がリンゴをお婆さんに届けず食べもしないことで

最終的に物語の最後に鳴が取った選択です。

Chap3にて急に誰にも渡したくないと言い始めますが

このことから鳴にとって利恵は

「例えこのままだと自分が死んでしまうような場所でも

あなたの隣にいることが一番大切なこと」という気持ちが伝わってきます。

また台詞1つ1つから利恵に対する並々ならない執着心が伝わってきますが、

これらの台詞と冒頭のゲームのような演出がとてもマッチしていて、

鳴にとってゲームって非常に欠かせない要素の1つでもある中、

そのゲームクエストを放棄してまでして利恵を選ぶぐらい

鳴の中で利恵という存在がいかに大きいものなのかが伝わる

とてもいい演出でした…。

 

まとめますと鳴にとって利恵という存在は、

一種の行き過ぎた独占欲のようなもので

誰にも渡したくないしならいっそのこと

食べてしまって一緒にいたい存在なのではなく、

あくまで利恵の隣というポジションに拘り

どんな環境でも利恵の隣なら何の問題もなく

例え自分が生きていくのが困難な世界でも死の瞬間まで

その隣の席を誰にも譲らないよりやばい(語彙力)感情に

突き動かされている存在なのだと今回の物語から感じ取れました。

 

ここまで重いストーリーが来るとは思ってませんでしたが

ここまで考える余地がある話って鳴のカード内なら

ヴィジョンキツネ以来でしょうか?

あちらも少し不思議な方のSF感のある話でお気に入りの1つなのですが

今回のようながっつり考えるほどではなかったので

色んな意味で面喰いました…。

 

ということで今回はここまで。

毎度の事文章を書くのが苦手で読むのが辛い文章になっていたら

申し訳ないのですがここまで読んでくださってありがとうございます。

CUE! 1st Aniversary Liveもいよいよ近づいてきて

ここに来て益々自分の中で盛り上がってきました。

とその前にBeautiful tomorrowのリリイベもありました。

溢れんばかりの楽しみな気持ちを胸に寝ます。

おやすみなさい。